こんにちは、こえじまです。
コーヒー豆を買う時、豆で買っていますか?それとも粉で買っていますか?
コーヒーをハンドドリップするなら、お店で挽いてもらった粉の状態で買うのではなく、できれば淹れる直前に自分で挽きましょう。
挽いてから時間が経った豆と挽きたての豆だと、香りや味が全然違いますよ!
コーヒーミルは必要?
コーヒー豆を売っていて、焙煎もしているお店だと買う時に頼めば挽いてくれるお店がほとんどです。
私の愛用しているKALDIでも、お願いすれば店で挽いて粉にしてもらえます。
お店だったら業務用の高性能なカッターで挽いてもらえるのに、わざわざ家で挽く理由はなんでしょうか。
挽いた豆は酸化が進みやすい
焙煎したコーヒー豆は、二酸化炭素(CO2)を多く含んでいます。
この二酸化炭素が天然の防腐剤となり、豆の酸化を防いでくれています。
豆を挽いて粉にするとこの二酸化炭素が放出されていき、コーヒーオイル等の香り成分とともに出ていきます。
そのため、豆を挽いた状態で長いこと保存していると、二酸化炭素がどんどん放出されていき、香りや風味がどんどん失われていってしまいます。
またコーヒー豆を挽くことで、豆だったときよりも表面積が増えるため、空気に触れる面積が増えて酸化が進むということもあります。
粉の状態よりも豆の状態の方が保存が効くし、香りも保つことが出来るのです。
弾き具合を自分で変えられる
豆を買う時に挽いてもらうと、普通1種類の挽き具合しか選べません。
一般にですが、ドリップコーヒーよりも水出しアイスコーヒーやフレンチプレスで淹れる場合の方が挽き具合は粗めが良いと言われています。
[aside]補足
豆の挽き具合は豆とお湯が触れている時間に深く関係します。
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お店で事前に挽いてもらってしまうと、今日はフレンチプレスの気分だから粗めにしようなんてことが出来なくなります。
初心者におすすめの電動コーヒーミルは?
初心者にオススメなのはKalitaの電動コーヒーミルCM-50です。
値段も2,000円ほどとお手頃で、最低限の機能を備えています。
ゴツいコーヒーミルが多い中、このミルはスタイリッシュで扱いやすいので気に入っています。
挽く時の音は小さいとは言えませんが、めちゃくちゃうるさいというほどでもありません。
豆を挽いた後、付属のブラシだと掃除しにくいのが難点でしたが、乾いたティッシュで拭けば簡単に掃除出来ますよ!
その他のハンドドリップにオススメな器具は以前の記事でご紹介しています。よければそちらもどうぞ。
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初めてコーヒーミルを使う時に気をつけること
冷やしながら少しずつ挽いていく
電動ミルはものすごい速さでカッターが動くため、動かし続けると熱を持ってしまいます。
熱はコーヒー豆の酸化を促進させたり、風味を損ねたりするので、極力避けたいもの。
そこで、挽く時間を何回かに分割して、その間にシャカシャカとコーヒーミルを振りましょう。
16秒挽くのであれば、4秒ミルを動かして2,3秒ミルを振ってを4回繰り返します。
こうすることで豆に熱をこもらせないように出来るのと同時に、よく混ざって均一に豆が挽くことが出来ます。
ドリップする直前に挽く
挽いて時間をあけてしまうと、わざわざ家で挽いている意味がありません。
ドリップする直前に挽くようにしましょう。
実際に挽いてみるとこんな感じ
Kalita CM-50でマイルドカルディを20g挽いてみました。
4秒挽いて、軽くシャカシャカ振ってを4回繰り返し、合計16秒挽いた後がこんな感じです。
中挽きくらいに挽けていますね。
電動なので力もいらないし、ブンブンしてたら豆が挽けるので結構楽しいです。
まとめ
コーヒーミルは必要なのかと、初心者にオススメなコーヒーミルについてご紹介しました。
挽きたてでフレッシュなコーヒーを毎日の生活に取り入れましょう!
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