こんにちは、こえじまです。
コーヒーのハンドドリップセットを買ってから、毎日のようにハンドドリップコーヒーを淹れています。
ひと月前、「コーヒーをハンドドリップしてみたい!」と思い立ち、ハンドドリップセットを買い揃えました。
ドリッパーに粉を入れてお湯をそそげば出来るんだろうとしか思っていなかった私は、ろくに調べもせずに初めてハンドドリップしてしまったのです。その時出来たコーヒーの味は今でも忘れられません。
ビックリするほどうっすいコーヒーでした。もはやコーヒーの風味がついたお湯。
それから色々と調べては淹れ、調べては淹れを繰り返し、コーヒー風味のお湯が出来上がったり、逆に濃く出てしまってにが〜いコーヒーが出来てしまったりしながらも、だんだんと安定した味で淹れられるようになってきています。
今回はそんな失敗をしてきた私が、初めての人でも失敗しないようにコーヒーをハンドドリップ出来るコツをご紹介します。
失敗せずにコーヒーを淹れるコツ
豆の量をきちんと測る
まずは基本中の基本、使う豆(or 粉)の量を正確に測りましょう。
薄い、あるいは苦いとなる主な原因は豆の量です。
一度ハンドドリップをしてみると分かりますが、最初の方に抽出されるものは濃く、最後の方に抽出されるものは薄くなります。
この濃いのと薄いのを混ぜ合わせたものが最終的なコーヒーの濃さになるため、豆の量を正確にしないと薄かったり濃かったりとバラつきが出てしまうのです。
豆の量が多ければ多いほど、濃い液体が抽出される量が増えますので、淹れたい分量に合わせて豆の分量を測りましょう。
細かい分量は豆の種類や焙煎度合いによって変わりますが、だいたい1杯の目安は豆10gです。
コーヒースプーンがある人も、スプーンすり切れ1杯で10gなのか、スプーン山盛り1杯で10gなのか、スプーンによって違うはずなので最初は測っておくことをオススメします。
[aside]さらにワンポイント
淹れたコーヒーは軽くゆすって混ぜ合わせましょう。
そうすることで最初の濃い部分と最後の薄い部分が混ざり合って、美味しいコーヒーになります。
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抽出するお湯の量を覚える
豆の量を正確に測ったら、今度はお湯の量も測りましょう。
豆の量が正確でも、お湯が多すぎては薄い部分が出すぎてしまって薄くなってしまいます。
なので、お湯の量も正確にしたいのですが、お湯をドンピシャの量しか沸かしていないと、抽出中にお湯の温度がどんどん下がっていってしまいます。
お湯の温度についてはあとでお話しますが、お湯は温度を出来るだけ一定にしたいので、多めに沸かしておくほうが良いです。
そこで私のオススメは、あらかじめコーヒーサーバー側でお湯の量を測れるようにしておくことです。
コーヒーをハンドドリップする前に、あらかじめ150ml × 杯数分の水を測り、コーヒーサーバーに入れます。
抽出された液体がここまで来たら何杯分というのを覚えておくのです。
私のコーヒーサーバーだと、一番丸くなっているところよりちょっと上くらいで2杯分です。
[aside]ワンポイント
1杯分ごとに目印のついているコーヒーサーバーなんかもあるので、そういうのを使うのもオススメですよ。
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美味しいコーヒーを淹れるコツ
以上の2つ、「豆の量を測る」と「お湯の量を測る」だけ守っていれば薄過ぎでも濃過ぎでもないコーヒーを淹れることができます。
でもせっかくハンドドリップするなら美味しいコーヒーを淹れたいですよね。
そこでこれからは、美味しいコーヒーを淹れるために重要なポイントを紹介していきます。
ちゃんと蒸らす
蒸らしとは、最初に少量のお湯を入れてから、20秒程度時間をおくことで、コーヒー豆とお湯を調和させる工程です。
こうすることで、コーヒーの味をより引き出すことが出来ます。
蒸らしでは、「ドリッパーから落ちるコーヒーが数滴くらいになる量のお湯」を「豆全体」にかけることが重要です。
これはなかなか難しく、お湯を入れすぎてしまったり、豆全体にかからず部分的に蒸らしてしまったりします。だんだん慣れていきますので練習しましょう。
蒸らしをするのとしないのとではコーヒーの味が違いすぎてビックリしますよ。
最初は蒸らしの代わりにかき混ぜてしまうのもオススメです。
少量のお湯をいれるところまでは同じで、そこから小さいスプーンや箸1本で、粉をかき混ぜます。
フィルターを破らないように注意しないといけませんが、結構がしゃがしゃと混ぜってしまって大丈夫です。
お湯の温度を測る
コーヒーを淹れる時に最適なお湯の温度は90℃〜95℃だと言われています。
お湯を沸騰させ、他の容器に移し替えるとだいたいそれくらいの温度になります。
バリスタの方々はお湯を沸騰させ、ドリップポットに移し替えることで温度を調節しているようですが、私にはそんなめんどくさいことは出来ません・・・。
そこで私はTANITAの料理用温度計を、電気ケトルに直接突っ込んで温度を測っています。
沸騰させてから少し放置したお湯(たぶん80℃以下?)で抽出したことがありますが、いつも通り淹れたのに薄くなってしまいました。それ以来お湯の温度はきちんと測るようにしています。
まとめ
コーヒーを淹れる時に失敗しないためのコツとさらに美味しく淹れるためのコツをご紹介しました。
コーヒーハンドドリップにオススメの器具についても書いていますので、よろしければそちらもどうぞ。
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