浪人生の8割は現役時代よりも成績が落ちるという事実

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別に統計を取ったわけではないのですが、感覚的に8割位の人は現役時代よりも下のランクの大学に行くことになっている気がします。

せっかく大学受験浪人するなら志望校のランクを落とさないで欲しい。

結論だけ知りたい人のために一言でまとめると、自分の経験から「浪人って、本気で自分を管理出来る人じゃないと良い成績は残せないよ」っていう話。

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ちょっとだけ昔話

今から五年以上前の話。

高校時代、部活を3年の10月までやっていて勉強なんて全然してないにも関わらず、無謀にも東大を受験したため、現役時代の受験結果はズタボロ。

どれだけズタボロかって言うと、なんと合格者最低点よりも100点以上低い。

東大の試験はセンター試験110点(900点を110点に圧縮)と二次試験440点の550点で成績を出すのですが、その中で100点も低いのだから、記念受験かな??って思えるくらいのズタボロです。

当時、私が行っていた高校は「現役時代は国公立大学一本で受験しなさい。私立受験の勉強をしている暇があるなら志望校のランクを上げなさい」という教えでした。

その教えにしっかりと洗脳され、現役時代は東大のみ受験し、見事失敗。浪人することとなりました。

1年間、駿台予備学校にて浪人生活を送り、無事東大に合格。

点数は合格ギリギリでしたが、受かれば一緒です。めでたしめでたし。

しかし、ふと周りを見渡してみると大多数の人は志望校のランクを落としており、それでも受からずに滑り止めの大学に行っていました。

なんでだろう。何が違うかったんだろう。

大学生活が終わって、社会人になった今ふと考えてみました。

浪人生は誰からも監視されない

監視

浪人生は誰からも監視されません。

高校までは、「先生」という存在がいます。しかもテストを強制的に受けさせられたり、宿題が課され、やらなければ叱られます。

そのため、あまりやる気がなくても勉強を自然とします。

しかし、浪人生ではそれはありません。

もちろん予備校によっては先生のような存在はいます。でも、勉強していないからといって、とやかく言ってくれたり、一人一人に親身にサポートしてくれるわけではありません。

浪人とは、自分との戦いです。

浪人で良い成績を残したければ、「自分で自分を監視すること、管理すること」を徹底することです。

予備校は遊ぶところじゃない

遊び

予備校に通って、浪人をしているのにも関わらず遊び回っている人がいます。

私の通っていた予備校は、そこそこ都市部にあったため、最寄り駅にゲーセンなど遊べるところがたくさんありました。

そのせいか、ゲーセンに入り浸ったり、何かあればすぐウィンドウショッピングに行ってる人がたくさんいました。

そういう人たちは軒並み志望校のランクを落としています。そりゃ遊び回っていて希望の大学になんて受かるわけがない。

Twitterでずっとつぶやいてる多浪生とかもいますけど、正直何やってんのって思います。

別に、「浪人生は勉強するのが本分なんだから絶対に遊ぶな!」なんて言いませんが、遊びはただの息抜きです。勉強が本分なんです。浪人するならそれくらいの覚悟でやってください。

浪人するのにもお金が必要です。人間生きてるだけでお金がかかるんです。

浪人中は自由だからと言って遊び回るのではなく、自分で自分を管理することが肝要です。

自分で自分を管理するために、まず第一のステップとして勉強のやり方を学ぶことをオススメします。

勉強のやり方をまずは学べ

勉強のやり方

勉強のやり方を学ぶことで、合格までの近道を通ることが出来ます。

じゃあ、勉強のやり方って具体的にどうやって学べばいいのかってことですよね。

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶオットー・ビスマルク

勉強法の本を読みましょう。オットーの言葉にもあるように、1年経験してからこうやって勉強すれば良かったのか!と学ぶのは愚者のやることです。

賢者として、歴史すなわち本から学びましょう。もちろんネットで探してもいいのですが、本は知識が体系化されてまとまっているので本の方がオススメです。

初めてなら個人的には荘司 雅彦さんの「最短で結果が出る超勉強法」が良いと思います。

一冊の基本書に全てをまとめる、成功をイメージするなどなど勉強法の基本中の基本がまとまっています。

この本を読んで、勉強法の基礎を学んだら、勉強の計画を立てましょう

それを愚直にひたすらこなしましょう。時に軌道修正しながら、すぐに成績が伸びなくても最後には上がると信じて勉強し続けましょう。

最後まで諦めてはいけません。

息抜きに本屋に行こう

本屋

受験の1ヶ月ほど前、数学に伸び悩んでいました。

理科一類の受験だったので、国数英物化が受験科目だったのですが、数学の成績がなかなか伸びず、困っていけました。

そのころ、勉強に飽きるとよく大きな書店に行っていたのですが、そこでふと見つけた数学の本。

築舘 一英さんの「世界一わかりやすい 東大の理系数学 合格講座」という本です。

所々にいわゆる萌え絵が描いてあって、買うのがちょっと恥ずかしかったのですが、内容はとても素晴らしく、その時の自分にピッタリのレベルでした。

立ち読みしてこれはすごい!と一瞬で惚れ、衝動買いしましたが、正解だったと思っています。

結果的にこの本を買ったことが合格につながりました。

この本を使って問題を解いているうちに、数学の成績がちょっとだけ伸びました。私の場合ほぼ滑り込み合格だったので、このちょっとが無いと受かっていません。

別にこの本をオススメしているわけではありません。たまに本屋に行って、参考書や勉強法の本を見ているとそれが合格につながることもあるっていう話です。

本に行くことは勉強の息抜きにもなるし、合格にもつながるのでとてもオススメです。

最後に

浪人生と一言に言っても色々な人がいます。

予備校に通う人、家で頑張る人。

家族の援助を受けながら頑張る人、寮に入る人、はたまた自分でお金を稼ぎながら勉強も頑張る人。

私の場合は、家族の援助を受けながら予備校に通う人でした。

とても恵まれていたと思います。

何も考えず、勉強だけしていれば良かったのですから。

勉強だけしていても許される環境って、とても素晴らしいことなんだと今になってやっと分かりました。

応援してくれる親のため、なによりせっかくの自分の一年のためにも絶対に結果を出しましょう。

みなさんの活力となることを願っています。

コメント

  1. […] 出典https://koejima.com/archives/846/ […]

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